2005年10月10日の藤沢市民俳句大会で、講演する機会がありました。

タイトルは<「サファリ」そして「縞馬」>です。以下はその内容です。
会場で配布した写真資料は、「サファリ」の「アフリカ」に載せていますので、ここでは割愛しました。
新しい写真を選んで載せました。

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丁寧なご紹介をありがとうございます。霧野萬地郎と申します。よろしくお願いいたします。

霧野萬地郎は俳号でして、アフリカの最高峰キリマンジャロをもじった名前です。
本名はナイトウヨウジと言います。

現在、私は拙いのですが自分のホームページを持っております。
お手元の資料の最初は、そのHPの表紙(ポータルサイト)をコピーしてあります。

HPのタイトルは「Welcome to My SAFARI Land」です。<ようこそ!霧野萬地郎の世界へ>がサブタイトルです。
サファリはスワヒリ語で「旅」と言う意味です。ですから、旅の世界にようこそ!と云う思いなのです。
スワヒリ語は東アフリカで話されている公用言語です。

句集「サファリ」は、定年退職しました2002年(平成14年)に、それまでの私の過ごした海外での俳句だけを選んで、句集本として出版しました。
私は会社生活の半分は海外で生活をして、半分は日本から海外を出張で回るのが主な仕事でありました。このHPの最初にあります、句集「サファリ」をクリックしますと、当時の写真も加え、それらの句が紹介されています。

定年退職してからは、海外への旅行は年に二回ペースで、続けております。全くの仕事を離れた観光旅行です。
その旅ごとの句と写真に文章も加えて句集「その後のサファリ」として、そのホームページに載せています。
本としての出版はしておりません。

主にレンタカーを使う手作りの旅。これは欧米や英語圏の国々ではそのようにしています。
レンタカーが出来ない国では旅行社を通してのパッケージツアーです。レンタカーのシステムが無い国や、交通標識の文字を判読が出来ない国などです。

これは2002年の雲南省へ旅行社のツアーの旅行から開始しました。

今年は、2月にトルコのパッケージツアー、7月から8月にかけて、アイルランドの島をレンタカーで一周してきました。今日の市民大会へ投句しましたのは、そのアイルランドの旅行した時の二句でございます。

今日は何票入ったかな? 0票ですか、まだまだ俳句で表現する力が不足しております。

日本で作った俳句で気に入ったものは、句集「縞馬」として纏めました。
縞馬は実はスワヒリ語の「しまま」をもじってつけました。「シママ」は「とまる」「留まる」と言う意味です。

アフリカのサファリでは、草原の中へ四輪駆動車で入り込みます。
現地のガイド兼ドライバーが案内をしてくれます。そんな時、シマウマを見つけ、我々が「シマウマ!シマウマ!」と声を発しますと、急ブレーキが踏まれるのです。彼は「止まれ!」と叫ばれたと思うのです。

そんな訳で、日本に留まっての句集は「縞馬」と致しました。駄洒落です。

ですから、今日の講演タイトルは<「サファリ」そして「縞馬」>となったのです。

以上が、私自身と今日の講演のタイトルの紹介です。

人消えしカルスト台地に秋の蝶

しんしんとかって氷河の湖澄めり

<投句した作品↓>


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