山も空も朝の明るき彼岸入り
霾や閻魔の玉眼濁りなし
春うららまたたちどまる稚児の列
鎌倉の海までの尾根山桜
鉛筆はみなとんがって入学子
春になれば、人も動きやすくなる。江ノ島へ行ったり、鎌倉の山を歩いたりして、句材を集める。ゴルフも3月になると急に誘いが増える。ペルーの旅から帰っての後はそんな気ままな動きを楽しむ。隣の桜も素晴らしい花を付けて、楽しませてくれた。
江ノ島の春祭り・稚児行列
唐門の屋根に沿いたり糸桜
鎌倉・海蔵寺の花海棠
隣の桜
花海棠開け放たれし禅の寺
いくさばや栄螺のわたは奥の奥
朧夜のジャズへ数多の猫招く