7日目(2)

イカからリマは砂漠地帯でその中を突っ切るハイウェーを帰る。時間帯と逆方向のためなのか、昨夜の渋滞は全く見られない。道中の半ばで、道沿いのオアシスに寄る。以前、水が涸れて機能しなくなったことがあり、それをJICAの援助で甦らせたと、リマからガイドをしている日系二世のオオイシ氏の説明。

 この道路は砂漠と海が殆どで、時に川があれば、そこに緑があり、集落が出来ている。ここは首都リマにも近いので、最近は貧しい地方から職を求めて人があふれ、砂漠地帯にまで住居がはみ出している。当初は不法住居だったが、それがスラム化して集落となり、今では電気や水などのインフラ整備がなされているらしい。それと砂漠の所々に養鶏場が並んでいる。これには日系人の経営も多いようだ。

太平洋に落ちる夕焼けは茫々としていた。砂漠がそのまま海へ落ちている情景が何時間も続いた。「あの先は日本の朝ですよ」と話す二世のオオイシ氏が印象的であった。

リマ空港へ戻り、夜中の一時過ぎの便に乗ってロス経由で帰国した。

大西日インカコーラの広告塔       オアシスぞ先ずは屋台のソーダ水 



オアシスを泳ぐトラック運転手       礫漠や鶏舎の並ぶ炎天下       



移住して葭簀小屋立て町興る       富低く貧高く棲む町灼ける 



大西日砂丘へ砂丘の影重ね        大陸の砂漠は灼けて海へ入る 



             夕焼けの先は祖国の夜明けかな

ミイラを葬る砂漠にならぶ墓石

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JICAの援助で出来たオアシスと太平洋へ沈む太陽