船寄れば氷河の壁に凍てし音

崩れ落つ氷河万古の時終えて


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再び、別の入り江に入り、ホーゲイト氷河の壁に船を進める。近づくにつれて、気温が下がる。壁まで目測500メートルで、摂氏五度位にまで落ちた。ここでは、氷河が海へ崩れ落ち続けている。大きく崩れ落ちるときもあれば、小片が転がり落ちるだけのときもある。見た目には直ぐにでも崩れそうな氷壁やクレパスが見える。また、時々、表には見えないが、氷河内部で崩れている音が響く。船長はサービス精神が旺盛で、船から雑音のような震動を与えて、巨大な塊を落下させようと幾度も試みる。海へ落ちた浮氷、あちこちで海豹が群れをつくって乗っていた。

氷河と海豹