流氷や船尾に濡れし星条旗

あざらしの動かぬ霧笛をききながら


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霧晴れてトドのハーレム動きだす

翌28日(月)はヴァルデスから早朝6時発のフェリーに乗り込んで、ウィッテアへ渡る。これは、観光クルーズとは異なり、車も積み込むアラスカ州営フェリーである。一日一便で、朝7時15分に出発し、午後2時に到着予定。我々は後ろから3台目で、車ごと乗り込む。船底には既に20台ほどの車があった。
この日の天候は雨模様で寒い。既に、温かいキャビンは殆ど席が占められており、我々四人は、景色を期待して、後部甲板に陣取った。濡れながら、寒い中ではあったが、荒涼とした北の海を肌で感じ取った。他の人も概ね観光客だが、バック・パッカーが多く、個人旅行を楽しんでいる。晴れた日には、きっと、氷河も見えるのだろう。
ラッコや氷塊が流れていた。途中からは昼食を兼ねて、温かいレストランへ移動した。

ウィッテアへ到着した時には、かなりの雨で、そのまま街らしきを通過して、宿泊するスワードへ走る。気にしていたガソリンをスワードの町外れで満タンにして、アラスカ海洋博物館へ行く。そこは、アラスカ原油流出事故の賠償金を基に設立された由、水面下も見える大型の水槽を備えてあり、魚や水鳥、そしてアザラシなどの生態を観察しやすく作られている。

その日は、それでコッテジ風ホテルにチェックインし、夕食は焼いたアラスカ蟹を楽しむ。

漂流する氷河の塊

州立フェリー船の船尾より