羊歯萌ゆる高き雨林や鍾乳洞

地の底を奔る春水蛍の火


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八日目、ワラビ・土蛍・孔雀・ペンギン

土蛍のMarakoopa Cave内部とロンセストンにあるCataract渓谷

翌朝は雨模様、降ったり日がさしたりである。Rain Forestとはよく言ったものだ。この朝は早速、小型カンガルーのワラビ(Wallaby)の親子と会う。クレイドル山ではカンガルーよりワラビとよく出会う。ロッジをチェックアウトしてクレイドル山を下る。

Mole CreekのMarakoopa Caveへ10時半までの到着で目指す。鍾乳洞のツアーに参加をするためだ。10分ほど前に到着した。洞窟の入り口には、Rain Forestを代表する2メートルもある羊歯が密林をなしている。レンジャーによる約1時間の15人ほどの洞窟ツアーに参加。ここでは、鍾乳洞だけでなく、その闇の中で生息している「光る土蛍」を見る事が目的である。
鍾乳洞の中は手すりの道が奥深くまで続いて、レンジャーが説明しながら案内してゆく。そして、水の流れる空洞に入ったときに、全ての灯が消された。眼が慣れて、真っ暗闇に土蛍の青白い光が星座の様にまたたいて見える。動いていない。地底の闇に生き続けた生き物だ。その神秘は大いに感動的であった。

Marakoopa Caveを後に、タスマン島の北部にある第二の都市であるロンセストンへ進む。そこの見所、カタラクト渓谷(Cataract Goerge)へ行く。北から島を深く広く切り込んだTamar Riverに沿った渓谷である。市民の憩いの公園でもあり、ロープウエイなども準備されている。ロープウェイからタスマニアのかわせみがユーカリの木に止まっているのが見えた。公園内は石楠花、椿、つつじの花盛り、その中で、孔雀が何羽も羽を広げていた。