残雪や深き樹林を抜けきれば

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北上して、ロスの村で羊毛会館を見学。この村には、「魔女の宅急便」のモデルとなったパン屋もある。村の中心の戦没者の記念碑がいくつかあり、第一次大戦の戦没者碑の隣には、1902年の南アフリカでのボーア戦争戦没者の碑も建っていた。大英帝国の戦士として、こんな田舎からも出兵していた事に驚く。もっとも、同じ南半球なので、距離的には近いので兵員調達上の作戦かも知れない。

羊毛会館の説明によれば、この村は当時、戦略的に羊毛の生産地として開発され、鉄道までも敷設されたとの由、そして、今でも、大阪の毛織企業との提携で羊毛を供給しているとの事である。町には人は少ないが、裕福な村の様だ。

更に北上して、家に大きく壁画を描いて、村おこししているシュフィールドを通過して、西へB級、C級の道路へ入る。山道で舗装はされているが、路肩が狭く、カーブばかりである。そして、3時半頃、クレイドル山国立公園へ到着。

ロス市街

Possumと
Wombat

標高1545mのクレイドル山は世界遺産として、美しい自然へ人の手を加えることを、最小限に押さえている。多くの湖水と湿原そして深い樹林(Rain Forest)がすばらしい。車でLake Doveへ、そして、この湖畔を山へ歩き、隣のLake Lillaの見えるところまで歩く。ここが今回の旅行での最高地点である。

宿泊ロッジの戸外にはコアラの親戚であるウォンバット(Wombat)と小型の有袋類のポッサム(Possum)が灯に見え隠れしている。写真のフラッシュで浮き上がる。人を恐れない。窓などを開け放しておくと、時には、部屋の中まで入ってくるとの事であった。大いに彼らと楽しんだ後で、ロッジに戻り、暖炉の薪を加えて、就寝した。