朝には雨が上がって天気は回復傾向だ。早速にモンデゴ川を挟んで対岸の新サンタ・クララ修道院へ上る。コインブラの守護聖人のイザベラを祀る。
彼女は14世紀の王妃としながらも、弱者への奉仕などに勤め、18世紀に列聖された。早朝の開門前だったので、聖イザベラ像のある前庭から市街や丘の大学の眺望を楽しんだ。中に入っても人は見られず静かな聖堂や雨上がりの回廊を廻った。途中の坂道には小さな祠があって、キリスト像が置かれていた。ここには三日後に訪ねたファティマの奇跡を体験した羊飼いの女の児が2005年に亡くなるまで神に仕えていた。

再び街へ戻り、賑やかな商業の中心「5月8日広場」へ行く。そこから枝分かれの路地が、バイーシャと呼ばれる下町で中々活気があった。

<町を見下ろすコインブラの守護神・イザベル王妃像>
<17〜18世紀に建てられた新サンタ・クララ修道院>
<サンタ・クララ橋とコインブラ大学の丘>

対岸は学徒の町ぞ花リンゴ
巡礼のリックに吊るす帆立貝
枇杷の実や雨の十字架土葬墓 キリストの見せぬ慈顔や薔薇の垣
ホテルに戻り、チェックアウトしてリスボン行きのバスターミナルへタクシーで乗り付け、軽い昼食を摂る。バスは渋滞にも会わずに、一時間半ほど掛けて首都リスボンに到着した。
4日目: 4月26日<コイブランカの散策→リスボンの散策>