午後は、小田原家族と横浜夫婦とで<日立の木>やパールハーバーなどの観光へ出かけたが、私は簡単な衣装合わせ。

 挙式を控えた新郎新婦や親戚も次ぎ次ぎとホテルに到着して、ロビーで顔を合わせ、和やかに時間が過ぎる。

4日目 : 10月8日 (オアフ島巡りー3)

 晴れ渡った午前中にダイヤモンドヘッドに登る事とした。

 公共バスで火口底面まで行き、そこから登る。一般的なコースなので、簡単に素足にサンダル履きで行ったが、山へ入ると道は狭く急峻だ。「履き慣れた靴、日除け帽子、十分な水を準備すべし」と掲示されているが、どうしようもない。山道入口から山頂までは13キロで高低差171メートルを30分位かけて、男二人が登った。途中の道には階段やトンネルもあり、最後は四層建ての砲撃統制所の金属階段を3階まで登る。途中、肥えた女性がゆっくりと頑張っていたのが印象的だった。
 山頂の観察所は狭いために人が溢れていた。エメラルド色の海、整然としたワイキキのホテルビルなどが一望できた。

ダイヤモンドヘッドから眺めるワイキキ

ワイキキの街の大道芸

東側を見れば火口とわかる

 日の傾くまで、戻って来た小田原家族と渚遊びを楽しむ。

 夕食は20年以上も前に、大いに感激した「Tony Rama
s」を地図で探して行く事にした。
お目当てのスペアーリブは小牛の片胸分のあばら骨がそのまま皿に乗って来る。他にもオニオンリングの大きさも豪快だ。も少し高級なレストランとの印象を持っていたが、大変に大衆的だ。

 隣の席にはホームレスと思しき女性がゆっくりと、時には瞑想しながら肉を味わっていた。ハワイには多くのホームレスがいると聞く。温暖なこの地へ送り込む本土の州もあるそうだ。そんな人達を温かく受け入れるハワイがここにも垣間見る事が出来た。

市内巡行バス

夕暮れのワイキキの浜

ツートンカラーのハワイのカージナル


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やや寒しパントマイムの衣装替え

群青の海を眼下に天高し

登高へ老若男女多民族

トーチカの山頂オアフの風さやか

Tony Ramasにて一人前の皿

 眺望の良さから、ここは確かに軍事上に重要なポイントだ。

 ダイヤモンドヘッド砲撃統制所は1909年に完成した。そこには数か所にある砲台からの大砲射撃を指揮するための器材や作戦室があった。これによりオアフ島を守る要塞が出来たが、実際には、一度も発砲した事がないと案内には書かれている。

 火口付近では赤と灰色のカージナル、土鳩や雀などが乾いた土地と灌木や草の間を遊んでいた。