回春院、幽谷谷戸・ため池地区再生保存のあり方について
大覚池の再生復興を考える会
2005年6月10日
はじめに:回春院の寺領地は史跡建長寺境内指定範囲の26%、そして、その保安林面積の実に40%強を占め、都市型寺院とは異なる鎌倉の谷戸の中にある静かな自然環境にある。
今後、この地区における保安林の荒廃、河川と池と市道の荒廃、やぐら群の劣悪なる環境の現状をどのように変えて、そして、維持し管理するか、知恵と力が求められる。


<回春院、三門へ>
<回春院・本尊の文殊菩薩と開山、仏覚禅師の像>
1.回春院の基本的な性格
(1)回春院・大覚池は建長寺開山・蘭渓道隆が、建長寺の創建にともなって、境内一帯を水害から守るために、自ら築造した、ため池であり、鎌倉時代から残されている貴重な歴史的土木遺産である。
ため池は、山門から奥深く谷戸に食い込んでおり、全体がいわば三つの谷戸(総称して幽谷谷戸と呼ぶこととする)で構成された水瓶のようになっている。
このような、ため池と一体となった幽谷谷戸全体を「史跡的価値のある谷戸・ため池空間」としてとらえる。

<回春院本堂と大覚池:2004年4月撮影>

A建長寺境内の指定保安林:205,559平方m・これは@の65%を占める
@史跡建長寺境内指定範囲:315,614平方m(100%)
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