大渓谷と奇岩の旅‐U

あの「駅馬車」の撮影場所や、三姉妹、親指などユニークな名前の岩がそそり立つ。自然の奇なる営みの大きさと西部開拓の時代が目の前に地平線まで広がる。

雲の動きは速いが、天気に恵まれた翌朝は、広いモニュメント・ヴァレーを一日かけて、ゆっくりとドライブしながら巡る。

ここは自然公園と云うより、インディアン居住区として保護されている。しかし、そんな雰囲気は感じられても、インディアンには会わない。観光客も少なく、勝手に車を巡らせて、奇岩の姿を堪能できた。

モニュメント・ヴァレーから車を4州コーナーへ走らす。

ここは、ユタ、アリゾナ、コロラド、ニューメキシコの州境線が交差する場所で、160
号線沿いにある。

風花の舞う寒い場所だったが、時たま訪れる観光客を相手にして、インディアンが露天でビーズ飾りなどの土産を売っていた。

僅かな個人観光客が立ち寄るだけだ。その交差点で写真などを撮るが、辺りは荒涼として何も無い。

同じ宿に戻って、ゆっくりとした一日を過ごせた。


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<4州コーナーに立つ>

<親指>