<両親の来タンザニアーU>

ザンビアのルサカからリビングストンへ飛び、そこでビクトリアの滝の観光を企画しておいた。
専門家のK氏ご夫妻も一緒に、総計10名の個人大旅行となる。

ダルエスサラームからザンビアの首都ルサカまでは国際線で2時間、ルサカからリビングストンへはザンビア国内線に乗り換える。便の都合でルサカ一泊を余儀なくされる。
泊まったホテルの電気事情が悪く電灯がままならない。ローソクが用意された。
そんな中を早めに食事して、それぞれの部屋で就寝する。

翌朝はまたルサカ空港へ戻って、国内線で目的地まで飛ぶ。

リビングストンに近づき、機体が着陸態勢に入る頃になると、飛行機の窓から広大な密林の中に巨大な水煙が上がる見ることが出来る。

リビングストン空港からビクトリアの滝へは、観光のスポットとして、よく整備された道路とそして、滝のすぐ側にあるホテルに到着する。ここからは歩いて滝を見物できる。

このビクトリアの滝は、ザンビアと英領ローデシアの国境を流れるザンベジ河の中流にある。

今では、ローデシアはジンバブエとして独立し、滝を双方の見所より展望する事がでるが、当時は、ザンビア側からのみで、国境の橋にはバリケードが築かれ通行禁止となっていた。

世界三大瀑布のひとつで世界一の水量。 
雨期には毎分五億トンの水量が落下する。

高さは110m、幅は1700mで、ザンビア側からはその40%しか見えなかったが、むしろ、滝壺から上がる水煙が霧となって遠くまで眺めることは難しかった。

それにしても轟音の中に滝壺に幾重にも掛かる虹を覗き込めば、吸い込まれてしまいそうな錯覚が生まれる。

濡れながら、滑らないように、そして、大きな声できゃーきゃー云いながら時の経つのも忘れて、カメラを撮ったり、8ミリを回したりして遊んだ。

夜は、バンドが入ったオープンテラスでの夕食。ヨーロッパからの観光客の中で、我々の10人は特別な存在で、日本からの訪問と知るやいろいろとサービスをしてくれる。

子供と一緒に踊ってくれたり、バンドは日本の曲を演奏してくれたり・・
「ブルー・ライト・ヨコハマ」は神奈川出身の親達をとても喜ばせてくれた。


back

「サファリロッジ」へ

HOMEへ

next

<宿泊したロッジ>

<リビングストン記念碑>

<全員で記念写真>

<滝と虹>