

句集『縞馬』:日本のサファリ<2015年(平成27年)-2>

根開きや山に大樹の息づかい
海鳴るや鎖骨辺りに春愁
古着屋に防弾チョッキ春寒し
はくれんに一気飛翔の構えあり
江ノ電の踏切内につくしんぼ

2月は2回のゴルフと江の島吟行を含めて6回の句会に参加する。
十掛ける七でも足らぬ年の豆
列島の尾骶骨から春兆す
春衣とんと跳ねたる太郎冠者
鳶の輪の高み低みへ梅日和
3月は妻の古稀祝いで子供達が集まってくれた。田谷の「九の井」に孫も集まって、楽しい時間を過ごした。他は同じ様な句会のスケジュールに、2回のゴルフ。
川越の五百羅漢
江の島水族館のクラゲ
「九の井」にて
開け放つ庫裏の喫茶や風薫る 哲学の道は恋路か五月闇
橋上の疏水たばしり夏来たる 稜線を日々に緩める五月富士
子つばめの貌をはみ出す口と口 代掻きの重機と歩く鷺の群
荒寺や百物語ありそうな 実梅落つ笑う布袋の口に落つ
今までのPanasonicのスマホをSAMSUNGに替えた。1980年代にシカゴでパナの車載電話事業に係わった一人としては忸怩たるものもあったが、パナは事業撤退しており、致し方ない。時流は大きく変わった。
伊勢神宮
葱坊主そろう農業試験場 苗札はどれも洋花洋野菜
鮮しき白木触れたり伊勢詣 春怒涛綱のたるんだ夫婦岩
春嵐や木っぱ一片蘭奢待 湯煙のなかの異国語花の宿
文机の返す春光やわらかし 花屑の燦は惨なり濡れ歩道
げんげ田を統べて太陽光パネル 畔道に起動テストの耕運機
つばくらや小江戸蔵町時の鐘 羅漢らの立つも座るも寝るも涼
将軍の湯殿をのぞくうかれ猫
4月には伊勢志摩へ長男家族とドライブした。初めての伊勢神宮も良かったが、宿泊したホテルの食事がイセエビ・アワビ・伊勢牛など実に豪勢だった。長男の自宅近くに名古屋農業センターがあり、これも農業畜産系に触れ合える楽しい場所だ。
ついでに、翌日は名古屋城を見学し、その午後には名古屋での同期会に参加した。この頃から雨が激しくなったが、徳川美術館、更に、翌々日にはトヨタ産業博物館を見て来た。
この月はゴルフの回数が増え、4回となる。宇都宮ゴルフの帰りに川越在住の先輩の案内で小江戸を案内して頂いた。句会は5回だが、合間の波誌の編集業務がいつも入り込んでいる。
新しいスマホに付属の万歩計は優れもので、毎日の歩数の積み上げが楽しくなる。因みにゴルフへ行く日には、カートに乗っても13000歩、湘南シーサイドの様に全て歩けば17000歩になる。吟行会も10000歩は軽く越える。座るだけの句会では、7000歩程でだ。

名古屋にて
5月の黄金週間の連休に埼玉と小田原の孫たちが来た。他にゴルフは3回、句会は亀戸吟行も入れて5回。
タンザニア会関連の会食、浄瑠璃会で名人芸を聴く機会もあった。
それにしても、車載から携帯電話へ、やがてスマホへと高機能化して来た。便利な面もあるが、ついて行けない機能も多い。
豊田佐吉翁発明の画期的な環状織機
6月には昨年と同様に裏磐梯のナボリゴルフ場へ。高校の同窓と2プレイして一泊は愉快な時間だ。 これも含めてゴルフ4回、そして、清澄公園吟行も含めて、句会は3回。「波」の同人総会もこの月にあった。
20日からは樺太・千島・カムチャッカへクルーズで遊んだ。
