波2010年7月号
1970年代に、東アフリカで五年間住んでいました。当時は人種隔離政策の南アと、他の多くのアフリカ諸国とは対峙していましたので、この国へ足を踏み入れる事は出来ませんでした。
90年代に二度、日本から南アのヨハネスブルグとプレトリアを訪問しましたが、近代的なビルやジャカランダ並木の住宅街などには他の近隣国とはかけ離れた豊かさを感じました。隔離政策は廃止後でしたが、仕事では白人だけが相手でした。
サッカーW杯が開催中の南アに関して、多くの番組が組まれています。今の南アには、あの試合中のブブゼラの様に、陽気な黒人たちのエネルギーが満ち溢れているように感じます。

神奈川県央<あやめの里
鎌倉にて
蜘蛛の囲や透けた殺しの座標軸
パソコンのしばしの気絶はたた神
蒟蒻の花が人呼ぶ虫よりも
雷神へ太っ腹見せ陶狸
らいらく2010年7月号
<電波の競売>
米国では1983年にシカゴで最初のセルラー(携帯)電話サービスが商用化しました。連邦政府は入札を持って二つの周波数帯を競売に掛けました。以降、全米数百の都市で二つの電話会社の使う電波の競売をしたわけです。多くの入札があり国庫を潤しました。
丁度、シガゴ在住だった私は、官から民への払い下げは土地や物と思っていましたが、この電波の入札制には大いに驚きました。それにしても、最近の携帯電話の機能にはついて行けません。
らいらく8月号
(東西のスポーツ)
サッカーやラグビーなど団体スポーツは欧米から始まり、日本を始め東アジアからは柔道、剣道、相撲、空手など個人スポーツが多いのです。英国の友人が「狩猟民族で個人主義を重んじる英国から団体競技が始まり、農耕民族で一致団結を好む日本から個人競技が生まれたには何故だろう?」と話していました。
異文化を計るのに水平思考が一番ですが、この答えが見つかりません。どなたか教えて頂けませんか?

黒百合や日本恐竜駈けし丘
蟻はこぶ翅に紋あり戦没碑
忽と出で忽と隠れし梅雨の富士
搾乳を終えし牛舎の涼しかり
小流れやあやめの先もあやめ咲く