公園での翡翠と背高鴫のツーショット

タンカーの出入りの湾へ落雁す

赤脚の鴫のせかせか潮の池

その影を霧に浮かせて朽ち木立つ

栗毬を挟むダビテの投石器

(合同句会の席題句)

万座のだてかんばの黄葉


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秋になって、続けて3回の吟行句会に参加した。

最初は、インターネットで知り合った、T会の面々、ネット・オフ会である。場所は東京葛西臨海公園で、観覧車あり、野鳥ありでなかなかユニークな人工的な公園であった。野鳥の撮影に大勢のカメラマンが入っていた。10名程の楽しい句会であった。初対面の人も、ネットでの句にはお目にかかっているので旧知の間柄のようである。

次は、M会のメンバーと万座で一泊の温泉旅行。湯量が多くすばらしい。温泉らしい温泉を初めて体験した。長居の湯治客も多い。紅葉と浅間山の噴火も遠望できた。万座からバスで軽井沢、鉄道で小諸へ、更に小海線で佐久へ移動した。佐久を中心に俳句の活動しているS会の方々との交流句会をする。S会には、今年の角川俳句賞の、こちらのM会には、同じく今年の花椿賞の受賞者が居て、すばらしい顔合わせになった。愉快な時間を帰り時間ぎりぎりまで楽しむ。

新蕎麦を粉で商う小諸駅

平成16年:秋の句会−1

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