おまかせロシアの旅(2006年9月10日 → 9月18日)

広大なロシアでモスクワとサンクト・ペテルブルグは面積的にほんの一部ではあっても、政治や経済、そして文化の中心として君臨している。ロシア観光は概ね今回の旅程でカバーされる様だ。

これまで、一度だけモスクワ経由でヨーロッパ路線を使い、ソ連時代のモスクワへ着陸したことはあったが、機内から出ることは無かった。

観光ビザの取得には、ロシア滞在中の宿泊と交通手段の全てを予約し、代金支払いの後に受け取るバウチャーが必要。これは日本では旅行会社へしか出来ないので、基本的にはロシアの個人観光旅行は不可能だ。未だ敷居の高い国なのだ。

モスクワ空港は薄暗く、ロシアの主要空港とは思えぬ旧式で、入国審査に長い列を作っている。個人ベースでの審査になるため、どこの窓の列に付くかで掛かる時間が相当に異なる。短そうな列に付いたが、暫くして、前に並んだ黒人の入国に時間が掛かり可なり遅れた。審査管理人が、新たに別な窓を開けたので、そちらへ移動し、先頭になれたのだが、何故か、私のパスポートを機械が読み取れず、後廻しにされる。結局、その窓口の最後に通過したが、非効率なことおびただしい。

空港からホテルまではこの日は日曜日のために、ダーチャ(ロシア人の別荘)から戻る車の渋滞に巻き込まれ、夜中の23時を過ぎる。時差を6時間入れると、自宅からホテルまで20時間位を要した事になる。この到着日だけ小雨で、以降は傘は使わなかった。

1日目(移動のみ:モスクワ泊)

上空も果なき鰯雲ばかり

機内食秋夕焼けをふりかけて


秋の日矢射られ湖面は金の箔

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