荷物車の児らが手を振り万緑へ


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アンコール・ワットは、エジプトのピラミッドと並んで、世界で最も神秘的な遺跡として、1970年代より、その訪問を望んでいた。しかし、ベトナム戦争やカンボジア内戦、その戦後の余波もあり、訪問する機会を持つことが出来なかった。95年にはカンボジアのプノンペンへ仕事での出張はあったが、アンコールの遺跡があるシェムリアップにまで足を伸ばすことは叶わなかった。
今回2003年1月、この遺跡だけを目的とした四泊五日のツアーがあったので申し込んだ。幸い、申込者は我々夫婦二人だけだったので、ガイドと運転手がついた乗用車でのきままな遺跡巡りになった。気温は朝晩20度、日中30度で日差しは強い。一月は現地では乾季である。

アンコールの遺跡(2003年1月)

アンコール・ワットの濠で蓮の茎を刈る少女、東メボン遺跡で母親と観光土産を売る娘

タ・ケウ遺跡に現れた少年とホテルに飾られた細工された蓮の花