麗江

空港近くの畑(左)と麗江県城内の疎水、そして東巴文字もある禁煙の注意

菜の花や日干し煉瓦の村一つ

雲南の濃き珈琲や柳陰


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麗江へは昆明より雲南航空で飛ぶ。この都市と飛騨の高山市の姉妹都市の締結で、偶然にも、高山市の市長が同じ飛行機に乗り合わせていたため、出迎えの麗江空港では、民族衣装を着た少数民族の若者の踊りで我々までも歓迎された。それを先駆けに、行く先々で市長の歓迎行事の余禄をいただいた。
ここ納西(ナシ)族は畑などで働く力仕事は女性、麻雀や玉突きなど頭脳を使う知的仕事?は男性と役割分担が決まっている。それを証明する光景は四六時中見ることが出来る。
麗江県城は南宋時代のもので、世界文化遺産に登録されている。街作りは、元代の石畳と明、清時代からの朱塗りの家並みをのこしてある。ここは古来より交易のために石畳の通じる広場は四方街と呼ばれている。
この納西族は東巴(トンパ)と言われる独自の言葉と文字を持っており、その伝承に努めている。
ただ、過去を否定した文化大革命によって、紅衛兵の破壊した傷跡も壁画などに今なお残って、痛ましい。