昆明

(左)道教の修験道である龍門への岩山を削った道と(右)そこからのテン池の眺望

大陸へ黄砂の棚の上を行く

花溢れ「春城」の名をほしいまま

絶壁の仙境に建つ春の楼

春霞む湖を崖下に修験道

亀鳴くや宝物殿への眼鏡橋


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その後のサファリのtopへ

昆明は雲南省の省都。関西空港を経由して入った。中国各地からの観光客や、たまたま、世界イスラム会議から帰国した聖職者の出迎えで大混雑であった。
ここは四季を通じて花が咲いているので、空港からの道の中央分離帯には、花壇のように整備されていた。2001年には、観光客は中国人が300万人、外国からは5万人(内3万人が日本人)との事である。
到着してそのまま、先ず、西山森林公園から道教の修験僧の歩く、絶壁に彫られた細い道を登る。眼下には中国で六番目の湖、テン池が広がる。最終の龍門までは正に絶景である。途中には岩を彫った仙人の彫刻などが目に付く。仙境である。昆明は藤沢市と姉妹都市なのか、前市長の訪問写真などが、龍門登頂記念として展示されていた。
(実は、迂闊にも、ここで財布が抜かれていたことに気が付く。飛行場でやられたみたいだ。被害が少なく、パスポートも無事であったが、クレジットカードの取り消しに、その晩は大変であった)
最終日に訪問した円通寺は昆明唯一の仏教寺院で賑わいを見せていた。