D→E
セレンゲッティーの北のロボへゆっくりと移動します。

セレンゲッティーのふたつのロッジ、セロネラとロボの間は、正に大サバンナで自然動物の世界です。

この日は、岩に居るライオン家族も、倒木にポーズをつけるチーターも、直ぐ近くでキリンの家族も、遠くでしたが豹も木の上に見ることができました。

遠景の草原似合うキリン行く

雲の峰草原を食む犀親子

そんな中で、この日は象が見られませんでした。

いつもは比較的簡単に見ることが出来るのですがこの日は未だでした。

しばらくして、遠くの丘から道を横切ろうとしている一匹の象を発見しました

はぐれの雄の象です。群れから離れた象は危険です。道を横切るのを遠くで見逃すように、200m位の手前で車を停めて見ていました。すると、象が我々を見つけて、恐ろしい勢いでこっちへ走ってきました。とても、驚きましたが、バックで逃げ切れるものではありません。「やばい」と思いましたが、象も怖がっているのでしょうか、手前2−3mのところで止まって、こっちに向かって威嚇行動を取りました。耳を煽ったり、鼻を振り回したり、砂煙が上がるほど足を蹴り上げたり、本当に身の危険を感じて、窓を閉めて、エンジンを切って、じっとするほかはありません。決定的瞬間ですのでカメラをとも思いましたが、シャッターの音にも反応しそうで、子供が泣かないように口を押さえてじっとしておりました。ずいぶんと長い時間に感じられましたが、象もやがて離れる方向へ向きを変えました。やれやれと致しました。

ところが、丁度その時、そんな事は全く知らない二台目の友人の車が到着しました。びっくりしたのは、私達と、そして、象も驚いたのです。折角、離れかけたのに、またまた、こっちへ向かってくるではありませんか。友人は急いで逃げようと、車をUターンしようとして、轍に入ってしまいました。私の車へは象が迫ってくる。後へ手サインで、「止まってくれ、エンジンを切れ、窓を閉めろ」と話して、ようよう、二台が止まり静まりました。またしても、象の威嚇行動がありましたが、じっと動かぬわれわれの車から興味が離れ、象もやがて離れてゆきました。

見えなくなるまで離れてから、後の車へサインを送って、同時にエンジンをかけ、彼は後ろへ、私は前へ脱出できました。彼の車も後ろへは何とは抜け出すことが出来ました。

その晩、ロボの宿で、思わずその友人が「あの時は、前の車はもう駄目かと思ったよ!」と話していました。

ここのロッジは岩山の中に出来ていて、サバンナを見渡すことが出来ます。風が強く吹き抜けていました。ホテルの庭造りでしょうか、大きな象の白い頭蓋骨が庭石みたいに置かれていました。
そんな中を蜥蜴が素早い動きをしていました。

石走る青ジーンズの赤とかげ

E→F
次の日はタンザニアからケニアへ入ります。
同じ草原をケニアでは、マサイマラ国立公園と言います。
この国境には英語とスワヒリ語で記した看板と、遮断機がありましたが、誰もいないので、持ち上げて抜けました。動物は相変わらず多く、少し飽きてきます。ジャッカルやワイルドドッグなど珍しい小型動物を探したり、ライオンなどの草食動物を襲う、狩りの瞬間を期待したりしますが、昼間は全く見られませんでした。

草踏むを楽しむダチョウの素足かな

この日はキーコロックのロッジに入りました。この話の準備で、このロッジのHPを見ましたら懐かしくも当時のままでした。

F→G
翌日には、ケニアのマサイマラ国立公園も抜けました。未舗装から舗装の道路に入りますと、動物の数は減ってきます。これはケニアでも、タンザニアでも同じです。部落が時々見えてきます。当てもない車の客を目当てに、お土産の木彫りなども並べているところもあります。このあたりのケニアはキクユ族が多いのです。キクユ族はケニアの多数派です。

この日の宿泊はケリチョというイギリスのブルックボンドの紅茶の栽培がされている街のロッジにしました。ここでは英国式庭園がケニアの花を配して綺麗に作られていました。


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