カンボジア

(左)瀟洒なプノンペンのホテル、(右)郵政省、正面にシアヌーク殿下の肖像が掲げられている

内戦の不始末洗う師走雨

back

仏跡へ象の背揺れる籐の椅子


インドネシア

ジャカルタでの僅かな滞在だったが、この国のハルマヘラ島へ出征した亡父の話を思い出す。ジャカルタだけの訪問であった。写真はジャカルタの民俗公園。

年歩む亡父の戦地はなお奥地


next
句集「サファリ」のtopへ

96年末の訪問だが、内戦の傷跡が目に付く。郵政省の会議室にすら電話もなく、電気も不安定であった。泊まったホテルは瀟洒であるが、これは例外的で、町は復興の槌音を待っているような感であった。
外国人の観光客が象で市内の遺跡を見物していた。シアヌーク殿下の肖像があちこちに飾られている。